マサムネ(概念)の正夢

イメコンとコスメと少しだけ生活の記録

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忘れたくないことは言語化する

こんにちは、マサムネです😌

たびたびこのブログでも話題にしているポッドキャスト番組、香りと言葉のラジオ「NOSE knows」ですが、最新回がずしーんと心に響いた。

#74 調香師の稲葉智夫さんをゲストに迎えた前後編の後編(前編は手掛けた香水の解説)で稲葉さんの経歴やどうしたら香りに詳しく(勘が良く)なるか!?など教えてもらう回でした。

 

聞きながら取っていたメモより(言ったままではなく、私が理解した内容で書いてます)

同じ人の感想が、10人の感想よりも、他の人の判断の基準になる(情報の蓄積、傾向があるから。信頼とも言える?)

最初は稚拙でも、徐々に香料を知り、専門的なレビューになる

続ければ勘はよくなるか?

―感じたことをメモする、言葉にする。修飾語をつけることで上達する。

うれしい、悲しいも、どううれしいのか、かなしいのかを一つ加える

すてき、など包括的な言葉は使わない。悪い意味合いを持つ言葉、意図しない意味合いのある言葉を避ける

香りのことを考えているのではなくて、入ってくる香りを言語化する。花のかおり。梅の花が咲いているからその道を通る(今は沈丁花だなあ)

言語化をうまくするには

―修飾語を一つつける、増やせるなら増やす。どのようにそうなのか、(くさいならくさいでも)どんな種類か。記録を続けていると同じ表現になるものがある。なぜそうなのか、あとからつながることがある

いろんなことを面白がって、言葉を大切にしているのが伝わってくる。大切にされて、ちゃんと考えられて出てきた言葉だから響くんだろうな。

 

包括的な言葉使いがち問題

「すてき」という言葉などの包括的な言葉は使わないと言っていて、確かに!包括的な言葉で思考停止しがちだった!!!!心当たりありすぎ問題😤

すてき、最高、やばい、きもい、かわいい…

最近の私はおでかけした感想、「楽しかった」がほぼ全部。小学生の感想文ですね…自覚ある、改めて考えるとそんなんじゃ書く意味、記録する意味〜!?ってなるな。ちょっと、考えものだね。記録残すならもうちょっと言葉を選ぼう。感情の質感、みたいなものも記録できたらいいな。

記憶と記録

産後、記憶が消えた!今までのことほとんど忘れちゃった。今のことも全然覚えられない。と思っていた時期がある。今も物忘れはひどい。そんなこともあり記憶と結びつきやすいと言われる香りに興味を持った。

今回のポッドキャストでも、夏生さんが過去に飼っていた犬の匂いについて具体的にどうだったかを言語化したものは思い出せるのに、その子の匂いとしか表現していなかったものは思い出すことができないと嘆いていた。

私は、記憶が消えているわけではないと思ってる。記憶のしまった場所がわからなくなった、とか 取り出し方がわからなくなった。とか、そういうこと。それが記録のとりかたを工夫すれば、とっかかりになって記憶を引っ張り出せるようになる。ちゃんとやり方があるんだってわかるのは安心できる。だから記録、大事だね。最近仕事でも記録大事!ってやってるので実感してる。仕事は議論したことを残す、(今はいないけど今後自分が関与しなくなったとしても)後任者に経緯が伝わるように…なんて考えでやってる。たとえ記憶が消えても過去は消えないからね。忘れちゃったときにも記録は役立つ。

言語化を続けよう

私は言語化全然ダメで下手くそな自覚あるけど、今回稲葉さんの「修飾語を一つ足す」というのは、なんだかできそうな気がする。記録の大切さもわかったところで、意識して言語化をがんばろうと思えた。レビュー上手くなりたいよりは、忘れたくないこと忘れないために言語化上手くなりたい。取り入れたいこととしては、包括的な言葉は避ける。修飾語を足す。どんなふうにというのを意識してみる。 

なんとなく、良い。良い雰囲気、みたいなので終わらせないように気をつけよう。包括的な言葉が出てきたとしたら分解してみよう。あとは重いか軽いか、明るいか暗いかなどでどちらに当てはまるかというのも思いつく限りやってみよう。

 

なんだか前向きになれた。聞いていてよかった〜
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写真は最近いい香りを放ってる沈丁花

いい香り…甘くて華やか(主張強め)でみずみずしさがある。こんなかんじでいいのかな?

 

ではまた!